46年の歴史に幕!行徳の人気とんかつ屋「ほりき」で最後の丸太定食となた切定食を食べてきました

行徳の人気とんかつ屋である「ほりき」に行ってきました。

久し振り、二度目の訪問です。実はほりき、2019年8月25日に閉店してしまうのです。最後のチャンス、とばかりに行ってきました。

すでに開店待ちの人だかり!ウェイティングボードに名前を書く

ほりきの開店は11時30分なのですが、「かなり早めがいいだろう」ということで10時40分には到着しました。最近ほりきの前を通ると、道が通れないくらいに混雑していることが多いのです。夜は車のお客さんも増えて、駐車場に入れない車で凄いことになってます。普段から人気のお店なのですが、遂に閉店という情報が知れ渡り、毎日異常なほどの行列が続いています。

開店の45分前、10時45分の時点で20名分の待ちがありました。店頭にウェイティングボードが置かれていて、ここに名前を書くシステムです。これは「すごくいい!」と思いました。ただ並ぶだけだと割り込みなどに気を揉むんですよね。

 

こちらがウェイティングボードです。ほりきに着いたら、列に並ぶのではなくてウェイティングボードに名前を書きます。

 

営業時間が書いてあります。「昼めし」の「昼」の文字が欠けていて歴史を感じさせますね。

「当月よりお弁当、おみやげを終了させて頂きます」とあります。持ち帰りやお弁当はもうやっていないみたいですね。閉店前になってお客さんがかなり多くなっているからでしょう。混雑し過ぎてて、ほりきの従業員さんの体調が心配になるくらいです。めちゃくちゃ忙しそうです。

 

ウェイティングボードに名前を書いて、呼ばれるときに全員が揃っていないと店内に入れません。実際に、開店後に呼ばれて人数が揃っていない人が、その時点では店内に入れませんでした。ですがその後従業員さんに言えば次のタイミングで入れて貰える様ですね。

 

スタッフの老眼が進行しております」と書いてあって和みます。ウェイティングボードに名前を書いたあとにこの文字を発見したので、「はっきりとした字だったかな?」とちょっと不安になるの巻。

 

お!時間前に開店する場合もあるらしく、ちょっと期待です。嬉しい誤算となるか。

 

開店まで待つ!待ちの人だかりはすごい数に

ウェイティングボードに名前を書いた時点で10時40分くらい。開店時間は11時30分なので、あと50分は待ちがあります。覚悟していたので、なんてことはないです。しかしなかなかの炎天下で、体力は消耗しそう。

ほりきの店頭にある食品サンプルです。最近のお店でこういうのが置いてあるお店ってあまりないですけど、あるとなんだかワクワクしますね。

今回は「なた切定食」と「丸太定食」を注文すると決めています。

 

こちらがなた切定食

 

コチラが丸太定食

この2つは「ほりきと言えばコレ」という看板メニューらしいのですが、前回来たときはそれを知なかったので、ミックスフライ定食を頼みました。もちろん美味しかったのですが、今回は最後ということで看板メニュー2つを頼みます

11時15分に前倒しの開店!

開店時間前倒しの可能性あり、ということで淡い期待をしていましたが、11時15分に開店となりました。15分早い開店です。やった!嬉しい。

いざ「ほりき」の店内へ!

ということでほりきの店内に入りました。ほりきは木を基調とした落ち着ける店内になっています。とても雰囲気がいいです。ライティングのセンスがすごい。夜に来るとまたすごくいい雰囲気なんですよね。この場所がなくなるのは惜しいです。他の人にこのお店を貸し出したりしないのかな。

 

席に座ってすぐに、お水とお箸とおしぼりが提供されます。

 

卓上のセットです。一番大きな急須みたいなのがドロドロのとんかつソース、七味、一つ穴の入れ物が爪楊枝、三つ穴の入れ物が塩、スプーンの入った入れ物がカラシとなっています。

 

カラシはとんかつには必須だと、最近そう思う様になってきました。

 

席や、至るところに「御礼」として閉店する旨が書かれていました。同じものがレジに置かれていて、自由に持ち帰れるようになっていました。

御礼

昭和48年8月、地元行徳で開店。

学歴もなく体を動かし、働くことだけが取り柄でがむしゃらに頑張って参りました。

気がつけば店も私も高齢。体力の限界を感じ、この辺りで店をたたみ元気なうちに残りの人生、夫婦でゆっくりと過ごしていきたいと思います。

つきましては来る8月25日(日)をもちまして閉店させて頂きます。

昭和、平成、令和と長きに渡り大勢のお客様、ほりきに関わり合い下さいました方々には大変ありがたく、心より御礼申し上げます。

尚、25日には品物がなくなり次第閉店致しますのでご了承ください。

とんかつほりき

それぞれのお店に物語がありますね。1つのことに長く真剣に打ち込む姿というのは、心動かされます。

サラダにハンバーグやしょうが焼きも!「ほりき」のメニュー

ほりきのメニューです。

とんかつの他にもいろいろなメニューがあります。チキンカツ、かにコロッケ、串カツ、しょうが焼き、焼肉、カツ鍋、ハンバーグ、唐揚げ、と豊富です。串カツの単品があったら頼みたかったのですが、ないようでした。今ふと思ったのですが、もしかしたら、聞いてみたらできたのかも・・・?

 

サラダと看板料理です。今回頼む「丸太定食」と「なた切定食」は他のメニューに比べて高めですが、ボリュームがあります。

ちなみに前回来たときは「ミックス定食」と「ロースかつ定食」と「からあげ」を頼みました

 

文字のメニューです。先ほどの写真のメニューと同じものが多いですが、違うものもあります。

 

文字のメニューの反対側です。

メニューに「ライス 200円」とありますが、定食を頼めばライスは付いていて、おかわりもできます。豚汁も付いています。

看板料理!「丸太定食」と「なた切定食」を注文

 

今回注文したのは「丸太定食(2100円)」と「なた切定食(1900円)」です。丸太はヒレで、なた切はロースと思われます。

定食にはライスとと豚汁、そしてお新香またはサラダが付きます。ライスはおかわり自由です。

 

定食のセットは、僕と妻でそれぞれサラダとお新香を選びました。注文するとすぐに、メインのものより早く提供されます。まずはこれを食べるなりして待ちます。

 

サラダです。さっぱりしたドレッシングがかかっています。定食にはキャベツなどの野菜が盛られたメニューも多いので、ここはサラダではなくお新香を頼んだ方がいいのかも?とも思いました。

 

お新香です。ビールを頼んで、お新香をつまみにカツが揚がるのを待つのも良さそうですね。ああ、それやってみれば良かった。昼だけど。

 

当店の丸太・なた切は多少時間がかかりますので、ご注文は早めにお願いします」と書いてあります。

約20分で丸太定食となた切定食ができあがる!

まずはご飯と豚汁が提供されます。これが出てくるという事はほどなくしてメインのカツが提供されるはず!と期待が膨らみます。

待ち時間は20分ほどでした。メニューに「丸太・なた切は多少時間がかかります」と書かれていた通りでしたが、店内が目に楽しくいろいろな掲示物があるので、あっという間に時間が過ぎた感じでした。

 

定食セットのライスです。ツヤツヤの美味しそうな白米です。塩をかけておにぎりにするだけでも美味しそうな炊きたてのご飯です。

 

定食セットの豚汁です。追加料金などなしで、みそ汁のように豚汁が出てくるのは嬉しいですね。美味しそうです。大根、ネギ、ニンジン、豚肉が入っていました。

なた切定食の外観

なた切定食です。頼むとこの写真のものがセットで出てきます。左のお新香はサラダにすることもできます。

 

なた切定食のカツです。ぶ厚くて大きく、迫力がありますサラダも盛られていますね。なかなかの量なので、最初のセットの選択はサラダではなくお新香の方がいいかも知れません。

 

なた切はロース肉を使用している様です。6ツ切りにされています。

 

 

なた切の断面です。ぎっちり、驚くくらいにぶ厚く大きく切られています。端の脂身がピカピカで美しいです。脂身好きなので嬉しいです。

 

なた切のカツを箸で持ち上げました。ずっしり重いです。

 

衣はぶ厚めで、ザクザクしていそうです。

 

持っていたらザクザクの衣が剥がれてきました。早く食べないからですね笑。 でもこうして剥がれた衣だけを食べるのも、また好きです。

丸太定食の外観

丸太定食の外観です。野菜の部分はなた切と同じですね。丸太もなた切と同じく、ぶ厚くて大きいです。女性の人が食べきるのは一苦労かも知れません。

 

丸太定食のカツはヒレ肉を使用しています。

 

ヒレ肉なので、脂身はないに等しい赤身肉です。ヘルシーに頂けるかと思います。

 

丸太定食のカツを持ち上げてみました。こちらもなた切同様、ずっしり重いです。真ん中がほんのりピンク色です。ちょうど良く揚げられている感じがして、期待が膨らみます。

 

ザクザクしていそうな茶色い衣です。ソースをかけると間違いなく美味しそうです。

丸太定食となた切定食をミックスして、いざ実食!

今回は丸太となた切を食べるつもりで来たので、妻と二人で両方を半分こに分けました。上の写真は丸太となた切を半分こにミックスした様子です。丸太もなた切も6ツ切りだったので半分にしやすかったです。

これを食べ進めます。左が丸太で、右がなた切です。量としては、どちらも同じくらいに見えますね。

 

まずはサッパリしたヒレ肉の丸太から食べます。様子見でソースは少なめでGO。ぶ厚くて噛み応えがあります。噛むと肉汁が出る、という感じではなく、サッパリした赤身肉です。タンパク質が凝縮されています。

二口目はカラシも付けてパクリ。やっぱりとんかつにカラシは合いますね。むしろからしがないと魅力が減少するくらいに、かつ・ソース・からしの組み合わせは最高です。衣の油をちょうどよく中和してくれて、少しだけサッパリします。あ、そういえば丸太にもなた切にもレモンが付いてなかったですね。珍しいかも?

 

卓上セットにあったを皿の上に出してみました。ほんのり茶色?ピンク色?の塩でした。岩塩でしょうか。ちょっと大粒の塩です。

カツに付けて食べてみると、これはこれで美味しい。でも少し塩っ辛いですね。付ける量はかなり少なめの方が良さそうです。どうやら今日の気分としては「塩よりもソースべたべた」だったみたいです。以降はソースのみです。

 

丸太を二切れ食べました。残るは丸太1となた切3。塩よりソース派と判明したのでソースを全体にかけました。キャベツにもかけます。キャベツの量が多いので、ペース配分を考えて少しずつ食べないと最後に残ってしまうので注意します。

なた切はロース肉なので、ヒレに比べると脂身が多いです。端の脂身を噛むと、じゅわっと甘い脂が染み出てきます。人間がダメになる甘みです。本当に美味しい。脂身だけのフライってないんだろうか。と思うくらい。

 

お新香に七味をかけました。ご飯にもよく合います。とんかつの油に疲れたときの良い箸休めになります。お新香とご飯だけでも美味しく食べられます。

 

豚汁にはちゃんと豚肉も入っています。美味しい豚汁ですが、めちゃくちゃ熱いので注意。僕は猫舌ではないと思うのですが、なかなかの熱さで、しばらく置いてから食べました。

 

ご飯をおかわりしました。無料です。固めで炊き具合がちょうどいいご飯です。店員さんにお願いすると気持ち良く持ってきて頂けます。

 

ソースを多めにかけてみました。かけすぎたのかも知れません(時事ネタ)。濃いめの味わいでご飯が進みます。皿の端にからしを大量に動員して、少しずつ付けながら食べます。

 

ソースを付けまくったカツをオンザライスして最終局面です。流石にお腹がいっぱいになってきました。この見た目で思いだしたんですが、ソースカツ丼っていうのも美味しいんです。ご飯の上にキャベツの千切りを乗せて、その上にカツを乗せて、ソースをかけて食べるんですよね。

 

最後に残った丸太です。これがほりきでの最後のカツか、と思いながらありがたく頂きます。

 

完食です。本当に美味しいカツでした。

豚汁の量もかなりたくさんで、食べ終わる頃にはお腹いっぱいでした。ソースをたくさん使ったので、最後には舌が痺れるほどになってました。ちょっとやりすぎたかも知れません。笑

店員さんの接客が本当に気持ち良く、水の追加など本当に細かく気配りしてくれているなと感じました。こうした細かい点も、ほりきが愛された理由の1つでしょうね。

ごちそうさまでした!ほりきの皆さま、お疲れ様でした

お会計は4,000でした。満腹、満足です。

 

レジに持ち帰り可能な「御礼」のハガキがありました。

 

裏面を見ると完全にハガキです。取引先などにこの「御礼」を送っていたのかも知れませんね。

1973年8月8日から続いた「ほりき」は、2019年8月25日に閉店します。本当にお疲れ様でした。お疲れ様でした。